Rose, Citron et moi☆yoko

~mes joies quotidiennes~

すべての芸術は音楽に嫉妬する

 
 
バラードをききつつ
ふいに
おもいたい
あなたもひとり
わたしも
ひとり
 
万智
                    
 蒸し暑い1日になりました
 
 
ごきげんよう
私の
拙いブログを
ご清覧いただきまして
ありがとうございます
いまやすっかり
懐かしい映画になってしまいましたが
 
イアンマクレガーと
ニコール・キッドマンの
「ムーランルージュ」
映画のフィルムのライン素材(緑)
そして
吉永小百合
天海祐希
「最高の人生の見つけ方」
 

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先日
CSのチャンネルを
回して
この2つの
名作をそれぞれ
ちょっと観
しました
今日は
映画のお話では
なく
映画の挿入歌
「音楽」についての
お話です
ふれあいが
少なくなってしまった
個の時代
音楽は
ひとには
たっぷりと必要な
栄養剤
です
  

 

 2001年

 「ムーランルージュ」は
ビートルズや
エルトンジョン・マドンナの
名曲を散りばめた
ミュージカル仕立ての映画ですが
なかでも
ナットキングコールの
「ネイチャーボーイ」が私の
お気に入り
 

youtu.be

この曲は
クリスチャンスレーターの
「忘れられないひと」
の挿入歌にもなっています
  

 

「最高の人生の見つけ方」は 

2007年に公開された同名の
ハリウッド映画のリメイクで
死期を悟った2人の女性が
自分の夢を最期に叶えていくお話
俳優さんたちの演技に
泣けちゃいます
 

     2019年

2007年
 
この映画で
印象的だった曲は
「広い河の岸辺」
Water is wide
 
 
                    
もともとは
スコットランド民謡
TVドラマでも
                 なんども使われ                  
 
世界中で
さまざまな分野の
たくさんの人が
歌っています
♫「ネイチャーボーイ」
♫「広い河の岸辺」
2曲とも
短調で
哀愁をおびた
やわらかいメロディが
心に響きます
さて
日本が
「唱歌」という教科として
学校で音楽を
取り入れたのは
明治時代に
なってからのことです
西洋音楽も
日本の急速な近代化に
大きな影響を
及ぼしました
ドイツや
         イギリス         
       
(イングランド
アイルランド
スコットランド)
などの民謡に
 
歌詞を添えて
「唱歌」として
数えられた曲の中には
いくつも
ごぞんじの歌が
あるはずです
スコットランド民謡で
唱歌になっているものは
 
お馴染み
「蛍の光」
「仰げば尊し」
そして
「故郷の空」
「アニーローリー」
ほかにも
あります
 
 また
「君が代」は
はじめ
イギリス人作曲の
礼式曲として
演奏されたことがあったようで
 その後雅楽を取り入れた曲となり
国歌として
唱歌の教科書に掲載されたそうです
 
ちなみに
「ダニーボーイ」
「庭の千草」は
アイルランド民謡!
なんと美しい旋律でしょうか!
いまや
音楽の教科書に
載る「唱歌」は
少なくなりましたが
CMなどに使われたり
どこかでかかっていて
若者たちにも
耳に馴染んだ曲は
多いことでしょう
ネットフリックスの
「世界の今をダイジェスト
音楽とは
音の連続を
旋律と
感じること
ひとが
言語と記憶・リズム感を
少しずつ備えて身につけた
能力だと語られていました
また
音階と
感情の関連性は
何世紀もかけ
作られたもの
西洋文化では
長調は
楽しいイメージ
短調は
悲しいイメージ
なのですが
日本と
イギリスは
遠く離れて
文化も違いますのに
短調のメロディに
哀切を感じ
天上の調べと思う
この感性の
酷似していることを
とても不思議に感じます
そういえば
日本の民謡も
短調が多く
琉球音楽も短調ですね
  
長調の曲の中に
短調の旋律がそっと
あることで
短調はいっそう
せつなさを
感じさせるのでしょうか
 
音楽は
いつも私たちのそばにいて
癒し続けてくれています
水分塩分補給を
お忘れなく
葉子

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