なにとなく
きみに待たるる
心地して
出でし
花野の夕月夜かな
晶子
体調をくずした母が入院
そして転院も決まり
慌ただしい9月です
仕事のペースもすっかり
落として
巣篭もりの生活
自由気ままな
ひとりの時間が好きでも
現況がこんなに長くなると
どうしても
気持ちが沈みがちですよね
学ぶことは
前向きでいられること
と
鮎裕先生の
和のイラストや
色鉛筆水彩画
朗読に加えて
禅についても
勉強しはじめました
中之島の教室から
北浜まで
そぞろ歩きを
楽しみます
中之島界隈は
歴史的な建築物が残っていて
ゆったりとした
この散歩コース
オススメです
大阪府立中之島図書館
そして
大阪市のシンボルとも言える
大阪市中央公会堂は
ネオルネッサンス様式の建物で
ともに重要文化財に
指定されています
市役所の南側にある
みをつくしプロムナードを通って
公会堂へ向かうと
中之島バラ園
の入口にたどり着きます
そこからは
バラの小径が
堂島川に沿って続いています
春から夏にかけて
それは見事なバラが
その姿を競い合います

先にご紹介した中央公会堂は
「義侠の相場師」とも言われた
株式仲介人
岩本栄之助の尽力により
1918年に建てられたもの
その東側には
大阪市立
東洋陶磁美術館が
あります
この美術館は
住友グループから寄贈された
安宅コレクションの
東洋陶磁器銘品を核に
1982年に建てられたもの
所蔵品の
飛青磁の花生
油滴天目茶碗
この2点は国宝で必見です
そして
13点の重要文化財を含む
6000点の館蔵品は
コレクションとしては世界第1級とか
自然光をとりいれた館内は
落ち着いたムードで
時間をかけて鑑賞できますよ
東洋陶磁美術館をさらに東へ進むと
建築家
安藤忠雄さんが提案設計し
2020年7月に開館した
こども本の森 中之島
があります
一度は訪れていただきたい図書館です
デジタル文化が発達した
現代社会の中で
こどもたちには
ゆたかな活字文化にふれさせてあげたい!
という考えのもと作られたそうです
四方を囲むすべての壁が
本で埋め尽くされ
さながら
本の森を訪れたかのようです
ひんやりとした
円筒の空間では
名作の世界が
プロジェクトマッピングで
繰り広げられています
一旦
取り出して読んだ本は
そのまま備え付けの
カゴの中へ
消毒してから本棚に戻す作業も
司書の方々が
してくださっています
貸し出しは行われていませんが
中之島公園内なら
本を持ち出して読むことができます
木陰のお気に入りの場所で
ゆっくり絵本を広げてみるのも
いいかもしれません
こどもだけでなく
わたしたち
おとなも本の世界に
どっぷりとつかってみたいものです
コロナ禍にあり
利用するには
ネットで事前の予約が必要です
なかなかの人気なので
早めに日時調整をしてくださいね
堂島川沿いには
おしゃれなカフェも
たくさん並んでいます
たまには
ひとりでお茶もいいかしら
そうそう
お天気の日に
1日15分は
太陽を浴びてくださいね
リモートワークに
巣篭もりは足腰も弱りがち
そして
ひとも
光合成!?しないと
ビタミンDが不足して
骨粗鬆症になりますので
ご用心ください
コロナ感染拡大が
なかなか収まらない中
お仕事を続けてくださる
エッセンシャルワーカーの
みなさま
ご家族
そして
不自由な思いをされている
みなさま
ほんとうにおつかれさまです
ご縁に感謝しています
今日も拙いブログを
お読みくださり
ありがとうございます
葉子